Philosophy

ものづくりが楽しすぎて、
歳をとるのを忘れてしまった。

Canale/マイスター

足立 聖Kiyoshi Adachi

岐阜県で生まれ育ち、18歳で尾州の紡績工場に就職。約50年間、現場一筋に歩み続けてきた。相手と協創(きょうそう)するものづくりという姿勢のもと、机上ではなくションヘル織機と対話しながら、ファンシーツイードを中心に多彩なテキスタイルを生み出してきた。培った熟練の技を若手技術者に継承し、稀有なものづくりを持続可能な形で次世代へつなぐ。
足立の哲学は、Canaleのものづくりの根幹に息づく。

ションヘル織機をさわりながら、
考えてつくっていく。

やり続け、次の世代へ伝える。
モノづくりを磨いていく。

Gallery

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ションヘル織機

Schönherr GmbH

手織りに近く
織り手の意向を
自由に表現することができる
「最も器用な織機」

ションヘル織機は、ドイツ製のシャトル織機です。「シャトル」とは、緯糸を転送するための道具であり、緯糸をシャトル内の部品(管)に巻き付け、左右に飛び交わせながら、生地へと織り上げていきます。
この方式は、明治時代から1960年代ごろまで主流として使用され、最盛期には尾州産地全体で約16,000台が稼働していました。しかし、革新織機の普及とともに生産終了となり、現在では現存数も少なく、これを扱える技術を持つ職人もごくわずかとなったことで、非常に希少な織機となっています。

現在主流で使用されている最新の革新織機と比べると、糸から生地に織り込むまでの工程(整経・ワインダー・管巻きなど)の多くが手作業であり、織布速度も遅く、その生産速度は10分の1以下にとどまります。しかしその一方で、多種多様な糸の選定が可能であり、経糸をリラックスさせながら、手間をかけて丁寧に織り上げることができるという特長があります。現存する動力織機のなかでは、手織りに近く、織り手の意向を自由に表現することができる「最も器用な織機」です。